2014年07月10日

姿勢のセンス

コンスタンティン・メンショフ
menshov.jpg
独創的なスピン→

lemiseposi2.jpgkasesiori.jpg

meditation.pngballet1.5.jpg

imagine.jpgatitude.jpg

kimyuna9.jpgposition.jpg

yunagiselle.jpgmime.jpgマイム

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maoswan.jpgblackswan.jpg
↑フィギュアスケートの選手は、上半身の動きや振付をバレエから取り入れているんだなという例です。

腕のラインが曲線で柔らかく見える。高橋大輔↓
daiske.jpgdaiske.jpg
lemiseyuna.jpgsend.jpg深いエッジから音楽が聴こえてきそう。
gold.jpgいつも指先までキレイ。気品がある。
adiosyuna3.jpg彼女は氷の上で演じることが心底好きなんだと思う。

↓このスパイラルの形がアンチはどうして汚いっていうんだろう。
yunaspiral.jpgyunaspiral2.jpg
私は足が高く上がっていくのと同時に上半身が腰より低くなっていって顔だけ上に向ける形っていうのがあまり好きじゃなくて上体をおこしたアラベスクのポジションが好きです。あんまり前のめりになると進みにくいだろうし。

ESPN.jpg
ESPNのフィギュアスケートの記事。アイコンになっているスパイラルもアラベスク型。モデルはキム・ヨナかな。

nishinoyuuki.jpg西野友毬さん
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真央ちゃんのケリガンスパイラルもキレイ。

「スパイラルはスピードがあり、四肢がしっかり伸びているものが美しい。写真やテレビではスピード感が分からずポジションだけに目が行くが、実際にはスーッと大きく氷の上を移動していく伸びやかさこそが、スパイラル独特の魅力だ。」(「フィギュアスケート美のテクニック」より)

太田由希奈さんの演技も女性らしく優美ですね。これは動画で紹介します。スパイラルもキレイ。
弦楽器による"Fields of Gold"
1
ラベル:キム・ヨナ
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2014年07月09日

ヨナの言葉

【14才】
Q:自分の性格はどんなだと思いますか?
Yuna:競技をしているときの自分は欲もあるし、負けず嫌いな性格で強い面もありますが、知らない人には無口になります。仲のいい友だちと一緒のときは言葉が多いですが、それ以外の人とはちょっと...。
Q:今後、どんなスケーターになりたいですか?
Yuna:ベストを尽くすスケーターになりたいです。
(ワールド・フィギュアスケート no.17, 2005.3)


【16才】
yunamao.jpg

金妍児(キム・ヨナ)と浅田真央が仲良くポーズを取った写真が話題になっている。インターネットのポータルに2人のツーショット写真が掲載された後、ネットユーザーらが大きな関心を見せているのだ。

ライバル関係とされていた2人が、写真の中では仲良い同い年の友達に見えるため。スケートリンクでは善意の競争を繰り広げるライバル関係だが、日常では一緒においしいものを食べたり、宿舎でもボディーランゲージと英語で楽しい対話を交わす友達の仲だった。キム・ヨナが直接書いた写真の説明もおもしろい。

「(真央と)2人で仲良く撮ろうとしたのに(みんなが集まってきて)ダメだな、もう…」、「昨日カレーを作りすぎて真央にもあげた。ボーナスでキムチのお好み焼きも。(真央はカレーよりもキムチのお好み焼きにもっと興奮)お返しにトウモロコシと飲み物も頂いた〜」などの説明。大会で頻繁に顔をあわせるうちに親しくなったことをうかがわせる。ネットユーザーらは「2人とも本当に可愛い」、「良い競争者、そして友達になってほしい」とし2人の友情を祝った。
(中央日報 2007年3月)


【18才】
Q:今回のSPではフリップでeマーク判定をもらったことについてどう思いますか?
Yuna:今季初戦の大会で問題がなかったフリップでeマークを受けたので、正直、少し気分が悪かったですね。その後、心配にもなりました。それ以外にも3ルッツがダウングレードになってしまって...。3ルッツがダウングレードになったことは理解できましたが、フリーではフリップがどうなるかすごく心配でした。でも集中できてうまく跳べました。前にもちょっと感じたことですが、時折、eマークやダウングレードに関して公平でない審判がいるように感じたので、今後はそのようなことがないようにしてほしいです。
 (ワールド・フィギュアスケート2008. Cup of China後のインタビューより抜粋)


言うべきことは毅然と言う。
フリップにeマークがついたのはこの2008年中国大会SPと2013年世界選手権SP(荒川さんが厳しすぎると本に書いていた)だけ。あとは08-09シーズン特有のルールで軽微な! 
自信があるからショートプログラムでルッツとフリップを入れられる。希少な構成で首位に立ってきた。


韓国でのGPF2008後、テレビ朝日インタビュー
http://tvpot.daum.net/clip/ClipView.do?clipid=12023647&rtes=y&startDuration=4.29

【21才】
2012年7月「ソチまで現役」記者会見
「泰陵スケートリンクで個人トレーニングをしながら、若い後輩選手たちが練習するのを見て刺激を受けた。プレッシャーのために選手生活をやめてしまえば後で後悔しそうだった」
「期待値を低くして私自身のための演技をする」
中央日報2012.7.3. )

【22才】
"I really hope that when I leave、my last trace will be beautiful."〜Yuna Kim
( 'Yuna Kim、Another Challenge' SBS Special Documentary 20130324放送)

【23才】
「フィギュアスケートは判定に基づくスポーツです。そしてスケーター達は特定の日にそれぞれのベストの滑りが出来るという保証はなにもありません。大会で出来たものが全てなのです。なのでもし満足の出来るパフォーマンスが出来たなら、その結果がどうであれ受け止めます。」
World Figure Sktating 2014 Feb. 13) 訳はコチラ

ソチ五輪後「スケートを見るのも嫌になってずいぶんたつ」←この訳が合っているとして、これはヨナさん流の冗談です。本当に嫌なら、十年後も「フィギュアスケートから離れることはない」なんて言わないです。
朝鮮日報2014.3.4 )

(引用おわり)
「踊りには選手の人間性が表れる」と言ったのはディヴィッド・ウィルソン。(ワールド・フィギュアスケート no.50, Nov.2011)
確かに歌手でも話し方が、歌い方に出ているなと感じることがある。感性は、言葉や演技に表れると思う。
芸能人やスポーツ選手でも人柄を知ってファンになることが大いにあると思う。
とくにフィギュアスケートの選手はインタビューや記者会見が多いですからね。ここに紹介したのは、膨大な発言集の1パーセント以下です。ヨナのインタビュー記事を集録している他のファンの方に感謝します。

韓国語は英語より理解されていないので悪意をもった人に歪曲されやすい。Wikiに書いてあった「リプニツカヤが優勝するというような雰囲気があるのはよくない」なんてヨナは言ってないそうだ。(←複数のヨナファンの証言)引用元がスポーツ新聞や週刊誌、サーチナの訳なんて酷い。
ネガキャン、アンフェアな画像比較。

2012年ヨナの教育実習を批判した大学教授へのATSによる訴訟と取り下げがありました。韓国の有名人はすぐ訴訟を起こしてすぐ取り下げるなんてことがよくあるそうです。小雪も韓国の病院で出産した時、何かの理由で病院側に訴えられて、すぐ訴訟を取り下げられたニュースがありました。

ラベル:キム・ヨナ
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2014年05月21日

Seabiscuit

バンクーバー後に作られたキム・ヨナ賛辞の動画集↓に、スコット・ハミルトン氏の"Yuna is like Seabiscuit"という言葉がある。
他のヨナファンの方は知っていたかもしれないが、私は「ヨナは堅パンのようだ」ってどういう意味だと思っていた。最近、雑誌「Number」852, 5/15号を読んで謎が解けた。
スポーツを題材にした映画を紹介するコラムがあって、「シービスケット」は30年代アメリカのヒーロー、競争馬の名前で2003年に映画になっていたことがわかった。
私は競馬に興味がないし、この映画も見ようと思わないが、コラムに「シービスケットが放たれた矢のように馬群を割って出る場面には、つい見とれてしまう」と書かれていて、なるほど、ヨナの演技に共通するものがあったなと納得しました。



最近、見つけたニューヨークタイムズの記事
http://www.nytimes.com/2010/02/26/sports/olympics/27longman.html?_r=1&
ラベル:キム・ヨナ
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2014年05月05日

All that skate 2014

オープニング「The Frozen」


トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」

もっとスゴイのを期待したけど、やっぱり音を取るのが上手いし、エレガントな演技ですね。最後のポーズ(背中)がヨナさんの、長年のレッスンで身についた美しさですね。

もっと見たい人はコチラ

衣装はオープニング(淡い水色)とエンディング(淡いピンク)が色白に似合ってかわいかった。
うるっときたのは、カーテンコールで「あげひばり」の音楽が流れる中、ディヴィッド・ウィルソンと手をつないでリンクを回るところです。
その後、一人でリンクに出てきて回る時は、かけあしであっさりした感じに見えた。
ヨナさんは照れくさいのかもしれない。スポーツ選手としてたぐいまれな運動神経に恵まれ、演技者としても抜群の音楽センスと豹変する演技力を持つのに、素顔に戻るとシャイになってしまうのかな、と私は見ています。
何年か前に韓国のアイスショーを見に行って素敵だったんですけど、やっぱりちょっと私は孤独感があったので、ヨナさんが日本のアイスショーに来てくれたらなと思います。
真央ちゃんがヨナちゃんの手をとって二人出てきてくれたら、感謝感激すると思う。
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2014年04月24日

雑誌

「Number」
この雑誌は、昔はスポーツ全般を扱って、ボクシングや競馬などのスポーツも特集されていたのですが、何年か前からは、野球とサッカーだけが月替わりの特集になって、そこへフィギュアスケートも大きな大会のある時だけ割り込めるようになってきました。出版社が文藝春秋ですから、専門的なデータや知識に基づいて分析するというより、情緒的な文章で読ませるというのが特徴です。
佐野稔「勝ったのはソトニコワの方が難しいことをやっていたから」(849号)
ジャンプだけの基礎点でいえば、キム・ヨナとの差はわずか1.44。レイバックスピンの差は0.3
基礎点だけで比較したりするのはおかしい。ステップやスピンは予定していたレベルが下げられると基礎点も下がるが、ジャンプは減点されるアンダーローテやエッジエラーは基礎点に反映されない。ちなみにバンクーバー五輪の時はヨナがスコア上、基礎点1位でした。
ヨナはループを入れなかったので、3回転ジャンプを一つ損していた。同じ種類の3回転は2つまでというルールがあるので。そのかわりに減点なしの3ルッツ(3Aに次ぐ高い点)をショート、フリーで計3本入れられるのがヨナの強みです。

「ワールドフィギュアスケート」ソチ五輪特集号
岡部由紀子「(キム・ヨナの)つなぎの点が7.75〜9.25で割れたのは、クロスを多く挟んで加速する部分などを、ジャッジによってどう評価したか、と考えられます」
だったら、浅田選手も7.5〜9.25、コストナー選手も7.75〜9.0まで割れているのは、どういう評価ですか?
クロスにこじつけるところが、日本全体の負け惜しみか。
岡部さんの解説↓ あまりイイ印象ではなかった、最近はどうなんでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=JmlfUEuJV64
http://www.youtube.com/watch?v=uUy6MZEMLmA
SS(スケーティングスキル)の項目ではヨナが1番が高くて、音楽解釈ではコストナーが1番高い点だった。
ボレロの妙味はバレエのものだと比べなければ、ステップのところが高まる音楽とコストナー選手ならではの雄大なスケーティングとマッチしてかっこよかったです。ところどころ笑顔のボレロでした。
ソチの結果(順位)にこだわらず、表彰台に上がった3人は、ほぼノーミスで、ジャンプは勢いよく大きく飛んでいたし、表現もそれぞれ良かったのでメダリストにふさわしい演技だったと思う。

「International Figure Skating」April 2014
表紙は金メダリストの羽生選手です。
巻頭ページは”Farewell to a Great Champion"
yunaarticle.JPG
"キムのフィギュアスケートへの貢献は控えめにいうことができない。彼女の勝利を別にしても、リンクの内外で彼女のエレガンスとグレースは、世界中の無数のファンにこのスポーツを夢中になるように、数えきれない少女たちにオリンピックチャンピオンになるのを夢見るように鼓舞させた。キムの存在は惜しまれるだろう。”

どこの国でも自国の選手をほめるのは当然だろうし、外国の選手やコーチが、インタビューを受ける国のメディアに多少リップサービスも入っているのかなと思われる場合もあるけれど、これはアメリカの雑誌でヨナファンにとってうれしいほめことばですね。
追記
ラベル:キム・ヨナ
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2014年04月06日

ヨナと氷の女王

公開中の映画「アナと雪の女王」を見ました。

アンデルセンの「雪の女王」をモチーフにあらたに創作されたディズニー映画。
物を凍らせてしまう力を持つエルサ。城の中で隠れて生きてきたが、女王になる戴冠式の日、妹アナが、その日出会ったばかりのハンス王子と結婚したいと申し出ると、怒って反対する。感情的に追い詰められたエルサは、城の中や、外の景色まで凍らせてしまい、城から出ていってしまう。
「Let it go」は、自由を得たエルサが「ありのままに生きるわ」と歌うところです。いろいろな物を魔法で凍らせていくところがかっこいいシーンです。姉を心配したアナは、エルサを探して旅に出ます。最後は愛の力によって、氷が解けるというお話です。


スピード感のある音楽がヨナの演技とマッチしていますね。美しさとパワーがあります。
映画のエンディングとかにフィギュアスケートの演技を使うとキレイだと思う。
「アナと雪の女王」もエキシビションとかに使われそうです。

戴冠式のエルサは、どこか表彰台のヨナちゃんの立ち姿に似てる。
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ラベル:キム・ヨナ
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2014年03月23日

ヨナの記録

【挑戦】
難しいジャンプを跳ぶことばかりが挑戦ではないと思う。
怖がらずにスピードを出して流れるような着氷のジャンプを跳ぶことも挑戦の一つだ。見た目もキレイだし、加点を得ることもこの競技の戦い方の大きなポイントだ。
ノーミスの演技がどれほど人を感動させるか。傷一つないパーフェクトな演技をめざすことも挑戦だ。
そしてそれらをクリーンに実行できた人を賞賛したい。

【3Lz3T】
日本では女子のトリプルアクセル(8.5)だけが、高難度の技と宣伝されてきたけど、実は3ルッツ3トゥループ(10.10)も難しい技で点数も高いのだ。セカンドのループはほぼ回転不足を取られるので現実味がない。助走なしにセカンドの3回転ジャンプを跳ぶことは難しいのです。
バンクーバーで3Lz3Tを成功させた女子...キム・ヨナ
ソチで3Lz3Tを成功させた女子...キム・ヨナ、ソトニコワ、グレイシー・ゴールド、リプニツカヤ、ポリーナ・エドムンズ

【3-3】
キム・ヨナがシニアに上がって16才から23才までの間に公式戦(GPシリーズ、4大陸、世界選手権、五輪)での3-3の成功は、42試合中、なんと37回。88%の成功率で、これはイチローの打率みたいに、何かで表彰されてもいいくらいのスゴイことではないか。
ちなみにシニア2年目のソトニコワ選手を調べてみると、22試合中、11回成功(50%)今後の活躍を期待してます。

【台落ちなし】
ノービスの時代から出場したすべての試合で台落ちなし。一年の一番大きな大会で、8年間(7回)表彰台に上がり続けた。戦後の女子ではミシェル・クワン(9回)に次ぐ回数です。一度のホームアドバンテージもなく、です。バンクーバーで金メダルを取った後は、モチベーションが下がったり、体の痛いところもあったのに、底力を見せた。
※バンクーバーの時にホームアドバンテージがあったという人もいたけど、カナダでオーサーコーチの教え子だったから人気もあったけれど、地元のロシェットやオズモンドへの声援には負ける。浅田選手も、ずっとタラソワさんの振付で、五輪の時はロシア人のコーチについてもらっていたけど、ソチで何か有利なことがありましたか。ロシアっ子ほど回転不足判定や、PCSも甘くなかったと思う。

【ノーミス】
バンクーバー、ソチ、二つの五輪で、ショート、フリーともにパーフェクト演技をやってのけた。
ジャッジの誰一人もマイナスをつけることがなかった。こんな選手、他にいるだろうか。

【不世出】
ヨナの言葉
「バンクーバー金メダリスト、ソチ銀メダリストより、“私”という選手がいたと記憶されたい」(中央日報2014.2.22)
ええ、もちろん。記録もスゴイけど、私はヨナの表現する世界に夢中になりました。
同じプログラムを2年続けてやることがなかった。毎年、違うイメージの作品の世界観を作り上げ、洗練されたものだった。
スケーティング、ジャンプ、表現力がすばらしい。スピンだってキレイ。
ルックスがいい。頭が良くて性格もいい。こんなに揃っている選手はもう出てこない。
ラベル:キム・ヨナ
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2014年03月15日

本の感想

「浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく 〜フィギュアスケートの裏側」(生島淳著 2011.11)
タイトルからして選手に失礼な本。
著者はバンクーバー五輪女子ショートで、キム・ヨナ(78.50)と浅田真央(73.78)の点差が4.72で驚いたそうだが、では男子ショート高橋と織田の点差6.48(同じジャンプ構成ノーミス)は別に驚かなかったのか。
バンクーバー五輪の時は、日本のネットで(おもにマオタと嫌韓派)順位は妥当でも点が高すぎるからおかしい、不正があったと発狂したみたいに騒がれた。あの時はキムヨナがノーミスで、2位以下の人がミスしたから、文句なしの優勝。さらに全盛期のヨナはスピードのあるスケーティング、ジャンプの質、表現面で圧倒していた。ついでに書くと、五輪後の世界選手権のフリー、浅田選手は「ノーミスの演技をした上での点数を見たい」と言っていたが、ヨナが2Aと3Sの失敗はありながら、3LZ3Tなどの得点の高いジャンプを決めてPCSは上回ってフリーでは1位だった。2013年ワールドでコストナー選手と浅田選手なら、TESが浅田選手が上でPCSはコストナー選手が上。2010年ワールドは、総合で浅田選手が優勝したから良かったのでは。
私が採点のことで注文したいのは、回転不足と踏切違反の判定は公平に(地元の選手やアイコンの選手に甘くならない)、PCSのあり方についてもう少し明確にしてほしいことです。

世界のトップコレオグラフィーの紹介にディヴィッド・ウィルソンを入れていないところが著者はマオタっぽい。
動画で他のスケーターがヨナと話していたり、ヨナをほめていたりする部分だけ削られているものを見たことがある。なんとかコレクションに、「タイスの瞑想曲」のイナバウアーや、3F3Tを使わない。

最近のフィギュアスケート専門の雑誌や本も、売れないと困るから、キム・ヨナさんのことは、欠点といえないことを無理に取り上げて欠点として書いているように思う。反面、フィギュアスケートが不正のあるスポーツと思われては困るから褒めるところは褒めているといった印象です。海外の実況や記事はヨナ賞賛が多いので、それを現場で接している日本のフィギュアスケート関係者はさすがにおもしろくないのかもしれません。
「誰も語らなかった知って感じるフィギュアスケート観戦術」(荒川静香著 2013.12)
"ヨナは...ステップなどはあまり踏んでいないのでトランジションはあまり高い点数が出ません。”って、トランジションって皆、PCSの5項目の中で低いじゃないですか。’13ワールドフリー、女子で一番トランジションが高かったのは誰? ”苦手なジャンプの前ではスピードが落ちる”っていうのも? ルッツの前が速すぎるだけでフリップやサルコウも他の選手よりスピードがあると思うのだが。

出版界では「嫌中憎韓」の本が売れるらしい。(朝日新聞2014.2.11)
最近、図書館で「アンネの日記」被害がありましたが、フィギュアスケートの雑誌も気をつけてほしい。
インターネットの未来はどうなるか予測できないが、本は後世に残るものだから真実を書いてほしいと思うのですが、誰が何を書こうと一番の真実は演技の映像に残るでしょう。
posted by ホープ at 00:16| Comment(5) | BOOK | 更新情報をチェックする

2014年03月07日

ソチ エキシビション

☆ヴァーチュ&モイア ”Stay”
 ヨナのEXと同じようにヴァーチュモイアのEXも全部好き。(バンクーバー前は知らない)
選曲が好みで、1回目見た時は派手さはないけれど、何回か見ても飽きずに逆にひきつけられるところが共通点かな。それとも元からファンだからそうなるのでしょうかね。
今回のは、小劇場の二人芝居みたいで、かつスケーティングの妙をつくしたもの。
どんな歌詞なんだろうと知りたくなったので、こちらのサイトをリンクさせて頂きました。

☆パトリック・チャン ”Steppin' Out With My Baby”
 「エレジー」とかよりも、ジャズやポップスで滑る方が彼の巧さ、表現も光ってカッコイイです。

☆カロリーナ・コストナー ”シェヘラザード”
 コストナー選手も立っているだけで絵になる人。ギュスターヴ・モローの絵みたい。

☆マオ・アサダ ”スマイル”
 爽やか。ローリー・二コルは真央ちゃんにいつも素敵なプログラムを作っていますね。引退したらローリーXヨナとか、ウィルソンX真央とかの組み合わせも見てみたい気がする。ゴールドの衣装も、ひらひらのスカートよりタイトなスカートの方が女子をかっこよく見せます。

☆デイヴィス&ホワイト ”ラフマニノフ/ピアノ協奏曲2番2楽章”
 ちょっと振付がヴァーチュモイアの”アダージェット”の二番煎じっぽい。
この曲はアメリカ人の彼らが、かつて冷戦で対立したロシアの五輪で、友好のために捧げようとしたもの。
ヨナの”イマジン”は平和のメッセージがあるし、鳥海アナは月並みな感想「美しい」とか言ってるより、曲の選んだ理由とか選手のメッセージを伝えてほしかった。 

☆キム・ヨナ ”イマジン”
 ヨナの演技は雰囲気とかじゃなくて、緩急をつけられるところが女子でピカイチだと思う。
野口美恵さんによると「ヨナは音楽の曲想をとらえるのがうまい。単に音とタイミングが合うのではなく、メロディだったり、ベース音だったり、楽曲全体が醸し出すニュアンスを演技に反映させることができる」(週刊現代2月16日) 今やフィギュアスケートの専門誌より、大衆週刊誌でヨナの見どころを知るなんてね。

おまけgif
”Fever”
fever.gif
なんと表現していいかわからないけど、何かが憑依したような感じ? 

”All of Me"
allofme.gif
この足さばきがカッコイイ。
ラベル:Competition
posted by ホープ at 00:59| Comment(0) | competition | 更新情報をチェックする

2014年03月03日

採点について

ソトニコワ選手とキム・ヨナ選手の基礎点の差は、ショートとフリー合わせてわずか2.94だった。それぐらいの差だったら、どちらもノーミスの場合、ベテランの選手がPCSで勝つのがこの競技の常識ではなかったか。
実績の高いベテラン選手、あるいはスケーティングが上手といわれる選手がミスをしてもPCSが高い例
2013世界選手権男子フリー 
パトリック・チャン(TES82.13 PCS89.28)
デニス・テン(TES87.76 PCS87.16)
ショート 
パトリック・チャン(TES52.70 PCS45.67)
デニス・テン(TES50.81 PCS40.75)
↑二人ともノーミスだとPCSの差は開く
2012NHK杯女子フリー
浅田真央(TES52.78 PCS64.54)
鈴木明子(TES64.1 PCS62.11)

今回はソトニコワのPCSが急上昇して、ヨナとの差はたったの0.9点差に迫るゴリ押しだった。

ステップのレベルもショートでレベル4だったのは、ソトニコワと鈴木選手の二人だけで、ヨナは国内選手権の時レベル4だったが、五輪ではショート、フリーともレベル3に落とされた。ステップの判定が妥当かどうか私はわからない。ヨナは4大陸に出てレベルチェックして対策をとればよかったが、ケガもあり無理できなかった。

フリップの加点もソトニコワの方がヨナより上(ショートで0.1 フリーで0.3)? ソトニコワのジャンプは高いと思うけど、高く上がりすぎるジャンプってあんまり着氷が流れないでドスンと降りてくる感じ。

その他、いろいろな疑問を海外の人が動画にまとめて作っていました。


感性にかかわる部分を人や国と争う競技というものがイヤになった。
NHKの解説で八木沼さんがキムヨナの「中盤から後半にかけて微妙に元気がないというかスピード面で」とか言っていたけど、私にはソトニコワの方がコレオでバテていたように見えた。
NHKの実況もCBCのようだったら、印象も変わる。
ロシアでなければ、カタリーナ・ヴィット以来の2連覇も達成できたのにと思うと残念だ。
キム・ヨナは「もう終わったことだ」と採点を受け入れているし、判定が覆ることはないだろうけど、今後のフィギュアスケートという競技のためにも問いただしておくことも大事かと思う。
金メダルをとった選手も地元上げで勝ったんだろうと一生、言われたくないと思う。
ラベル:essay index
posted by ホープ at 18:26| Comment(2) | essay | 更新情報をチェックする