2013年09月12日

ミュージカル「レ・ミゼラブル」

同じものを2回見て、感動して泣けるかどうか。私はどうなんだろう。
ただレミゼのあの映画は、よく出来ていたと思う。ツボを心得ていた。
「夢破れて」を歌うところは、ミュージカルでは工場を首になった時だけど、映画では、ファンティーヌがはじめて娼婦として客をとった後に歌いだすので、より痛切さが増していた。
ヴァルジャンが水汲みのコゼットに出会って名前をたずねて、「コゼット」と答えた時のヴァルジャンの顔を輝かせたところが舞台では遠いのでよくわからなかった。ヴァルジャンがコゼットを想う「Suddenly」という曲がなかった。
フィギュアスケートの演技でも音(ツボ)にどんぴしゃ合わせられないとああ、快感!にならないことがありますよね。
もっとも今回は泣けるかどうかがポイントじゃなくて、生の歌声を聴きたくて行ったのです。
ジャベール(川口竜也)が歌った「星よ」が一番、拍手が大きかったように思う。
映画では、ヴァルジャンとジャベールの声質が違うところが良かった。
テレビの特集番組でジャベールがセーヌ河に身を投げる演出がブラボーとか言ってたので、床が開いて下に落ちるのかなと想像したのですが、後ろに身を投げるようにして映像でうずまく河にのまれていくという演出でした。
「夢やぶれて」は、私の好みでは岩崎宏美さんが一番、好きです。
それから私は、オペラでもミュージカルでも三重唱が好きです。この部分は、劇場で見るとひきつけられます。
「On my own」は、ヨナファンなので、ヨナの演技が完全にオーバーラップしてしまいました。^^;
フェスティバルホールは大きい会場(満席)なので、エンディングの拍手がすごかったです。でもロンドンの小さい劇場で見るようなミュージカルもいいかもね。

ミュージカル通ではない私の感想ですが、映画を見て感動してからミュージカルをはじめて見た人で、同じように感じた人もいたようです。上に書いた以外のことで、ややテンポが早くてストーリーに合わせて次から次へ歌うという印象があった。
それから「One day more」を「あしたは〜」と歌うと違和感があったが、それも映画を見る前だったら、日本語だから歌詞がよくわかっていいということになるんだろうけど。
もちろん「レ・ミゼラブル」が素晴らしい作品であるという評価は変わりません。

テナルディエ夫婦は、悪党だけど、出てくると妙に陽気でユーモラスな場面になって作品を盛り上げている。
崇高感動シーンばかりだと重苦しいので、清濁あわせのむのが、人間、人生ということかな。
タグ:essay index
posted by ホープ at 12:09| Comment(0) | essay | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。