2011年06月22日

フィギュアスケート美のテクニック

フィギュアスケート美のテクニック
樋口豊監修, 太田由希奈モデル, 野口美恵企画・執筆
新書館, 2011.5

★ベーシックスキルを身につけるには
         [目指す美学]                 [身につける方法]
<スケーティング>ひと蹴りの伸び               ストローク
         落ちないスピード                クロススケーティング
         氷へのタッチ                  
         雄大さ
<エッジワーク> 正しいイン・アウトのエッジ         コンパルソリー
         深いエッジ
         加減速の巧みさ


PCSでスケーティングスキルとひとくくりにされているけれど、エッジワークと分かれている部分があるのですね。
浅田選手は、「男子顔負けのパワフルかつ多彩なエッジワークで、ストレートラインステップを披露できるエッジワークの女王だ」と書かれていました。
今季から片足ステップの要素が加えられましたが、長い距離のワンフットステップを見せていたのが、パトリック・チャン、ミハル・ブレジナ、浅田真央。マカロワ選手も長かった?
レベル判定で他の要素に力を入れる選手もありますが、エキシビションでまた片足ステップを披露してほしいですね。
本にも紹介されていたDavid Liuの美しいワンフットステップは、こちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=-c3ceRk1P0Y&feature=player_embedded#t=120


コンパルソリーでやっていることを活かした演技。典雅ですね。こういうのを誰かやってほしい。



スケートを見始めた頃は、ジャンプを転ばない人が1番と思ったこともあった。
今は、スケーティングの上手なチャンや小塚選手の演技がいいなと思う。
トリノオリンピックで荒川静香さんの演技に感動したけれど、キャンデロロが「米一杯の感動」と言ったり(後に謝罪)、プルシェンコも、スルツカヤに金メダルを取ってほしかったからか、金メダルの演技じゃないみたいなことを言ったと思う。それで大したことがなかったのかなと思わされたけれど、やっぱり今見ると、東洋人としてはスケーティングが伸びていて、表現力も素晴らしかったと思う。

「スケーティングは伸びに尽きる」
実際、スケートを見に行った時に思った。骨太の滑りと、痩せた滑り。
音楽の世界でもあります。クラシックの楽器で、演奏者によって深みのある音色と、痩せた貧弱な音。
別の言葉でいえば「力強くディープエッジの選手」と「軽やかでクリアーな滑りの選手」ということなんだろうか。

この本には、まさに「美のテクニック」について太田由希奈さんの美しいポジションの写真付きで詳細に解説された本です。勉強になります。
写真だけでなく動画も見られます。↓
http://www.shinshokan.co.jp/figure/binotechnique/
posted by ホープ at 16:08| BOOK | 更新情報をチェックする