2010年09月30日

素直な心が才能を伸ばす

素直な心が才能を伸ばす! : だれでも結果は出せる
山田満知子著
青春出版社 2007年4月出版

この本を読むと真央ちゃんのことをベタ誉めでしたね。
「真央は、出会ったときから、欠点を探すのに苦労するほど、可愛らしい女の子でした。顔もスタイルも話し方も、すべてがチャーミング。技術的なことは完璧に近い上に、華やかさがあり、性格が素直で、私の言うことにもきちんと耳を傾けることを知っている。踊りも素晴らしい、体も柔軟性もあるし、ジャンプもそこそこある...。」
「気品に溢れ、芸術的でありながらパワーのある演技。これまでの日本人には到達できなかった境地に、彼女ほど近い選手はいないだろうと思います。」
「性格はとびきり素直でいい子」「何を言っても憎めないというか、ストレートにものを言っても意地悪に聞こえない人徳がある」
 
山田コーチの教え子で活躍した選手、伊藤みどり、小岩井久美子、恩田美栄、中野友加里、浅田舞、についてもそれぞれの長所、ちょっぴり短所も紹介されていましたが、真央ちゃんだけは、別格という感じがしました。伊藤みどりさんは、天才肌の選手だけに、気性も激しかったりして、「自然児」とも書かれていました。

目次にもあるように「愛される選手を育てたい」「成績よりも心が素直で」「礼儀正しさがリンクで光る」「上手くなるほど頭を下げる」「スケートリンクでも和が大切」ということを、競技以外のことで、指導されてきたことが書かれています。
確かにフィギュアスケートというスポーツは、他のスポーツみたいに、何点取ったからとか、1着になったからとか、相手を倒して勝つとかわかりやすいものがなくて、印象によって左右されるスポーツです。ジャッジは純粋に演技そのものを採点するでしょうが、観客の評価は選手の好感度によって、盲目的に賞賛したり、あるいはまったくダメになったりする場合があるので、あいまいなものだと思う。
それゆえ愛される選手になる、嫌われないようにするということは大事なのでしょう。

”「まっちゃんのところの子はみんなお行儀もいいし、ちゃんとしてる」うちの子どもたちはスケート連盟の方によく褒められますが、それは躾の成果。”とまで書かれてますが、 
安藤選手とか、鈴木選手とか、山田コーチが教えてない選手でも、みんなちゃんと礼儀正しくしてますよね。

伊藤みどりさんの話では、山田コーチは、自分の教え子の欠点も、他のコーチに聞いてみたりして、カッコつけたりするより選手の成長を何より願っているからだそうです。ライバル選手のこともちゃんとほめたりできる、気風のいい方だと思うので、好感が持てます。
今は、また村上佳菜子ちゃんが期待の星ですね。素晴らしい選手が続々、山田コーチのもとで誕生しています。

posted by ホープ at 00:00| BOOK | 更新情報をチェックする