2015年03月30日

世界選手権2015 女子FS

宮原選手が初出場で銀メダル!おめでとう。小さい妖精がリンクを舞いました。
彼女は子供の頃、ヨナに憧れていたという記事がありました。*1*2
はじめて全日本の表彰台に上がった時は、真央ちゃんみたいな感動させる選手になりたい、と語っていましたね。
3Lz3T、これだけ多くの選手が跳ぶようになったのも、キム・ヨナというお手本があったからでは、と思う。
樋口新葉ちゃんのコーチも「金妍兒のジャンプを映像で何度も見て、体の軸を意識した跳び方を覚えさせた」と言っていた。*3
素人がスケートの練習をする時も、やはり上手な人のDVDや動画を何回も見て真似しようとするんじゃないかしら。
3Aは、浅田さんが一人挑戦し続けてきたのが、新女王トゥクタミシェワに引き継がれたのかもしれません。
ショートで他の人が2A(後半で3.63)のところを、3Aは8.5点もらえるのは、大きなアドバンテージです。
リーザは、スピード出さないのに、ぐり降りにもなってない感じだったけど、まだ1回して見てないからわかりません。これからも決められるでしょうか。表現面でも、独特の貫禄と色気があり、いろいろな表現を見せていってほしいです。

佳菜子ちゃんは、20歳になって顔もスタイルもきれいな娘さんになったなと思う。表現もところどころハッとひきつけるところがあるし、フリーの曲を変えたところも、ファントムの哀切がありました。
如何せん、ジャンプがね。 今後、新しいコーチの元で1からやり直すか、それとも引退?
ファンも多く上海まで応援にかけつけていたみたいだし、良い演技を見せてくれたと思います。

来年は、アメリカ大会なのでアメリカ勢の奮起を期待したいです。男子は2009年、女子は2006年を最後に世選の表彰台から遠ざかっているのです。
本郷さんは細かいところを直していけば、さらに飛躍できるんじゃないでしょうか。

暫定メダリストの部屋の様子が、芸能人の格付けA様の部屋、みたいでおかしかった。

*1「日本フィギュアスケートキャラクターブック2010」
*2「日本女子フィギュアスケートフォトブック2012」
*3 朝日新聞20150207
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2015年03月29日

世界選手権2015 男子

羽生選手は、今回はチームメイトのフェルナンデスに花を持たせて良かったかな。
来年の世界選手権こそ、万全の体調でノーミスに近い最高の演技で優勝するところを見たいです。
オーサーコーチは、一門の栄華に酔いしれているでしょう。
王子の世話をする爺や、みたいな菊地さんも、羽生ショートの後、喜びを爆発させていたのが印象的でした。
ハビエル選手は素晴らしい演技で優勝おめでとう。1位になったとわかった時の驚いた顔、そして祝福しながらも悔し泣きする羽生くんに、「今回は僕がチャンピオンだ。でも僕の中ではいつも君がチャンピオンだ」と言った。なんかイイ奴ですね。マンガみたいなセリフだわ。

ハン・ヤンの順位の低さにおどろいて、ボケジャッジめと悪態ついてたけど、スコアを見るとスピンやステップでレベル4が取れていなかった。中国のコーチを替えたらどうか。
よく見ればジャンプのミスも5個くらいしてましたか。ハハハ。
キスクラ席でのしぐさがおもしろいです。

リンクに王子様が現れたと思ったらミハル・ブレジナ「フィガロの結婚」(途中から「カヴァレリア」に変わる)だった。男子にも黒人の選手がいたのかと思ったらアモディオ「ライオンキング」だった。

ぬいぐるみと花束の投げ込みを制限したらどうか。一選手30個まで。会場の受付で札をもらう。もらえない人は、投げ込みを自粛して、プレゼントコーナーで渡す。羽生くんとか100個以上ありそうで、次の選手の準備に差し障ると思います。

小塚選手と無良選手、ショートはダメよダメダメ〜だったので、フリーはふっ切れて良い演技をしたと思う。
小塚選手は身のこなしもキレイだと思う。
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2015年03月27日

世界選手権2015 女子SP

results

日本の3選手が皆、良かった。
佳菜子選手は、前から応援している選手なので、演技前は祈ったし、演技後はもらい泣きしました。
最初、メイクが地味で顔色悪い感じに見えましたが、演技が進むにつれ、頬は上気し、堂々とした歌姫クリスティーヌを演じることができました。シーズン中、一番良かった。
初出場の本郷選手と宮原選手は、落ち着いていて、やってきたことを全部出せましたね。
本郷さんは、見る度に表現力もよくなって華がありますね。
宮原さんも、所作がきれい。
satoko.jpg
↑アティチュード風のポーズ、いつも客席に向かってするので、前から見た写真がコレです。

トゥクタミシェワが凄かった。賞賛します。
3A、3ルッツ、3-3 というのは、女子史上ショートで最高のジャンプ構成だと思うけど成功させました。
やっぱりスポーツは進化するんだね。
もしかして世界最高記録を塗り替えるのでは、と思ったけど、まだ五輪後シーズン1年目なので、点数は抑えぎみなのです。

アメリカ勢も好きなんだけど、あれ?どうしちゃったのかしら。
「スパルタクス」大海原にたゆたうような曲想ですが、佐藤有香さんの絶品スケーティングを見つけちゃった。


日本女子はメダル射程圏内です。フリーも楽しみになってきました。

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2015年03月26日

チーム・ブライアン

「チーム・ブライアン」 講談社 2014.11
この本は日本向けに出版された本で、ベストセラーにもなっているらしい。
オーサーも認めているとおり、ヨナも羽生君も、トロントに行く前からジャンプの質が素晴らしく、五輪で金メダルを獲れる素質があった。質=成功率の高さだと思う。それでも二人は、アジアに留まっていないでクリケットクラブに行ってよかったのは、洗練されたところなんじゃないかな。


”(ユナ・キム)は、ダイアモンド。プレシャス・ダイアモンド” byオーサー

https://www.youtube.com/watch?v=_DmWL4k_sSk 
↑この動画は、2009年世界選手権後のオーサー氏のインタビューだと思われるけど、40分以上よくしゃべる男である。
冒頭、ヨナについて「チームのスタッフやファンに対して、礼儀正しく優しい。でもオーサーが好きなところはユーモアのセンスがあって、funnyおもしろいところ」と語っているようです。
「プッシュしていて楽しい選手だった。*1」「彼女は練習に来るのが大好きだし、私も仕事に行くのが楽しい。*2」とも日本の雑誌に書かれてました。

ヨナのことを父親のように愛していたブライアン。バンクーバー五輪後に、突然別れを告げられてショックだったのでしょう。ヨナの方は、理由を語っていないのでわかりません。しかしコーチを突然、やめさせたり、変更したり、断られたり、なんてことは、他のフィギュアスケートの選手でもよくあること。コーチとしては新米だったオーサーは、もっとビジネスライクに接することを学んだでしょうか。

第1章では、オーサー自身のオリンピック経験が述べられている。今、日本ではフィギュアスケートが超人気。他の国の大会では閑古鳥でも、日本では世界一の観客動員数を誇る。昔は北米でも人気が過熱していたらしく、オリンピックシーズンになると、寝ても覚めてもオリンピックのことばかり、ガソリンスタンドに行くと、オリンピックの記念グラスをもらえて、オーサーも集めていたとか。
第3章のフェルナンデス選手についての記述は、思わず笑ってしまう。スペイン人らしく時間にルーズで、おおらかなところ。まじめな性格の日本人羽生君と、相性が合うのでしょう。
ヨナがいる時は、アダム・リッポン*3やクリスティーナ・ガオ*4がチームメイトでした。

今季、羽生君のプログラムは、ショート、フリーとも魅力的です。そしてスケーティングも、カナダに渡って3年目、成果が目に見えて出てきたように思います。なんというか、重低音が鳴り響いているような、途切れない滑り。
コンパルソリー時代に培ったオーサーのグライティングレッスンで指導する姿は、なかなかかっこいい。
羽生君が、2012年に語っていたのは、
「前に行くときも、うしろに行くときも、肩と腕はまっすぐに」(オーサー指導)
「疲れてくると歩幅が狭くなる。どうしても早く漕ぎたくなる。今まで4歩だったのが3歩。楽になる。歩数がだんだん減ることによって、無駄な力がなくなる。スケーティングがよくなると、滑らかに、スピード感のあるジャンプが跳べる」*5
「ハビエルは、あれはブライアン・オーサーの所の滑りって感じで。やっぱり上半身と下半身が一体になった流れがあります。」*6

*1「ワールド・フィギュアスケート」2012-2013シーズンガイド 
*2「ワールド・フィギュアスケート」no. 40, Nov. 2009
*3 巻き毛の美少年は郷ひろみ路線になっていたな。ヨナについては「キム・ヨナはすごいスケーターですよ。とっても頑張り屋さんですごく練習するし、でも優しくてスイートな女の子。お互いいろいろ指摘し合ったりして、それが僕にとってはとても助けになりました。彼女の助けにもなってるといいなって思います」
(「フィギュアスケートdays plus 2009-2010男子シングル読本」より)
*4「彼女(ヨナ)がプレッシャーの下にいたのを皆が知らないことも私はよく知っている。オリンピックで彼女がやったことがどんなに素晴らしかったか。彼女はリンクのまわりで他のスケーターのように同じだった。ビッグスターだけど、そのようにふるまわないです。icenetwork 20100629
*5 報道ステーション201210
*6「ワールド・フィギュアスケート」no.51, Jan.2012
posted by ホープ at 17:34| Comment(0) | BOOK | 更新情報をチェックする